ROCK!!! 〜犬神サーカス団〜LIVE REPORT > 2006.09.18

2006.09.18   @池袋・手刀
犬神サーカス団 - いぬ屋敷vol.35 大物小物の間

セットリスト
    ( 21:04 )
  1. あんたは豚だ
  2. 廃墟の街

    MC

  3. 青蛾の群

    MC

  4. 千里眼
  5. 死にタイム〜自殺の唄
  6. 赤い蛇( 凶子さん、歌いながら泣いている )
    ( 21:35 )

出演
  1. ミヤマGt.
  2. ビル( feat. 戸川純 )
  3. 犬神サーカス団
  4. QP-CRAZY



地獄の子守唄 / 犬神サーカス団

<収録曲>
1. 見世物小屋口上
2. あんたは豚だ
3. 廃墟の街
4. 常世の蟲
5. 青蛾の群
6. 基準停止装置
7. 夜が終わっちまう前に…
8. 黒髪
9. 白痴
10. 基準停止線の綱目
11. 鬼火
12. 灯蛾
13. 路上
14. 地獄の子守唄
  右肘を骨折していた明さんが復帰したライヴ。
  「廃墟の街」の大サビ前で叫んだ後、ヘドバンさながらに髪を振り乱しドラムを叩く明さん。
  フロアから「明、おかえりー!」という声援と拍手。凶子さんが犬っ子以外の客に事情を説明。
凶子 「ドラムの明兄さんが、新宿ロフトで転んで右肘を骨折したの。今日は2ヶ月ぶりに叩いているの。( 明さんに向かって )どお?」
明 「やっぱりドラムはいいね(笑)。」
フロアからまた「おかえりー!」という声援が飛ぶ。
凶子 「なんか『おかえり』って…。『おかえり』って…。明、おかえり。」
明 「ただいま、凶子。…って、新婚じゃないんだから(笑)。」
凶子 「ここ、ひっぱるとこ?」
情次 「違う。」

凶子 「ドラムが叩けない間も、ステージに出てきてたんだけど、フロントには不慣れだから歌ってる内にどんどん後ろに下がっちゃうのよ。ツインボーカルで、ここは絡み?ってところなのに横にいないの(笑)。あと、目が泳いじゃってたり(笑)。どこを見て歌えばいいのか分かんないって感じで。」
明 「だいぶ慣れたよ。」
凶子 「ほんと?」
明 「ウソウソウソ(笑)。」

  「青蛾の群」後のMCで凶子さんが「ここで演るのは初めてだけど、今日のセットリストは古い曲が多いし、なんかここの雰囲気が良くて、いろんなことを思い出して…。」と泣き出す。涙で溶けたアイメイクが黒い筋になって白い頬を伝う。
明 「俺のせいかい?(笑)」と冗談っぽく。
凶子 「だって、『頑張らないで。』って言ったって頑張るんだもの…。」
明 「やっぱり俺のせいかい。」

  前半はハラハラしながらも楽しんで観ていられた。本格的に4人揃った「犬神サーカス団」だし、ミディアムテンポの曲やバラードだったし、特に大きな異変も感じられなかったから。
  後半は激しい曲が続き、何度も何度も明さんの顔が苦痛に歪む。しかも、ほんの一瞬、意識が飛んだように見えた。そんな無茶をしてドラムを叩く明さんを見ていたら、もうライヴを楽しむどころではなくなった。
  気のせいかもしれない。でも、ドラムを叩きながらあんな表情( かお )をするのは初めて見たような気がする。
  ふと気づくと( ステージが低くて、僕の前に人がたくさんいて見にくい )、学ランを脱いで剥き出しになった右腕の肘には長めのサポーターが。左腕に比べると上腕の筋肉も落ちているような気がする。
  僕の大好きな「赤い蛇」、いつもなら頭を振って踊るんだけれど、そんなことなど出来るわけもなく、ただひたすら何事も起きないように心の中で祈っていた。

  骨折から、たった2ヶ月で復帰するなんて正気の沙汰じゃない…とは思うけれど、何度もスティックを突き上げる姿に、「ああ、この人は本当にドラムが好きなんだなぁ。再びドラムが叩けるようになって嬉しいんだろうなぁ。」と感じた。
  横浜でのドラミングに比べると、かなり通常っぽくなっていたし、( スティックを落としたりとかフレーズが飛んでしまったりとか力が抜けたりすることもなく )一部「?」っていうところはあったけれど、今の腕の状態にしては力強くていいドラミングだったと思う。

  ちなみに、珍しくジンさんのベースが乱れていた。
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