ROCK!!! 〜犬神サーカス団〜LIVE REPORT > 2004.05.04

2004.05.04   @熊谷・VOGUE
犬神サーカス団 - 平成16年度興行巡業 もう戻れない 2004〜関東近郊篇〜

セットリスト
  1. 最初の扉
  2. 花嫁

    MC

  3. 黄泉の国
  4. 洗脳

    MC

  5. 恋の炎
  6. 地獄の子守唄
  7. 青蛾の群
  8. 大地に死す

  9. ギターソロ 〜 三つの扉( サラリーマン編 )

  10. 退化
  11. 犬神天国 〜 赤い蛇
  12. ロックンロール・ファイヤー
  13. 最後のアイドル

  14. 最初の扉( パラパラバージョン )

    - アンコール -
  15. 命みぢかし恋せよ人類!
  16. 鎮魂歌〜レクイエム〜

    廃墟の街( ピアノバージョン )

オープニングアクト
  横須賀ゆめな



最初の扉 / 犬神サーカス団

<収録曲>
1. 最初の扉
2. 恋の炎
3. 退化
4. 三つの扉


地獄の子守唄 / 犬神サーカス団

<収録曲>
1. 見世物小屋口上
2. あんたは豚だ
3. 廃墟の街
4. 常世の蟲
5. 青蛾の群
6. 基準停止装置
7. 夜が終わっちまう前に…
8. 黒髪
9. 白痴
10. 基準停止線の綱目
11. 鬼火
12. 灯蛾
13. 路上
14. 地獄の子守唄
  ここは、不思議なハコだ。前回のレポートにも書いたけれど、近いのに遠く、ステージを見続けていると、生なのにTV画面を見ているような錯覚に襲われる。狭いハコなのにステージの奥行きが広いせいだろうか。
  開演時間少し前にフロアに入ったが、LOOKの時より人はまばら。オープニングアクトのゆめなさんが、登場して「え?」って顔をしていた。

■

  凶子さんが定位置につくと、フロアから声( 声援ではなくヤジ系 )がして一瞬空気が変わるが、微動だにしない凶子さん。そのまま「最初の扉」で幕開け。
  「( ♪ )しかも ヅラって知ってた?」という部分でフロアから笑いが起こるのは、この曲を知らない人もいるからだろう。LOOKでも、ゆめなファンにウケていた。

  「行くぜ、熊谷〜!」という掛け声から「花嫁」へ。よし、今日はちゃんと分かった。

  「こんばんは、犬神サーカス団です。熊谷のみんな元気だった?」 と挨拶。
  凶子さんのメイクはLOOKでもそうだったけれど、黒いアイラインの周りからこめかみのあたりまで、ほんのり水色のシャドーが入っている( CDジャケットより水色の分量が多い。女郎風? )。今日はトップにふんわりとボリュームがある髪型。とてもかわいい。

  「洗脳」ではフロントの3人が何度もジャンプ。特に凶子さんがはじけていた。

■

  今日の凶子さんは、はじけまくっているが、片袖で顔を覆い隠す動作を何度もしたり、歌う時も苦しそうで切なそうな表情も多く、今までと印象がかなり違っている。

■

  短歌?を1つ詠んでから、「今日は何の日か知ってる?」と凶子さんが聞くと、やや間があって、フロアから「命日!」と声が上がる。今日はメンバーさんの大好きな寺山修司さんの命日。寺山さん作詞の「時には母のない子のように」( カルメン・マキ )を1コーラス、アカペラで歌い、「いくつになっても素敵な恋をしていたいものよね。」から「恋の炎」へ。

  今日も「廃墟の街」かな…と思っていたところへ聴こえてきた曲は、なんと「地獄の子守唄」。予想もしていなかったので、「あれ〜?この曲知ってる〜なんだっけ?」と、イントロの間中、全然気づかなかった。凶子さんが歌い始めて、「は!地獄の子守唄じゃん!」( 気づくの遅いよ・笑 )。最後の台詞部分の感情の高ぶりがすごい。

  タイトルを告げ、「青蛾の群」が始まる。はぁ…なにゆえ?すごい選曲。寺山さんの命日だからかなぁ( 根拠はない。なんとなく )。

  「大地に死す」の「( ♪ )首を狩れ 首を狩れ」の部分で、楽器隊が胸を叩いて腕を斜めに上げるところで、情次さんがとても力強く胸を叩いているのに気づく。ライヴ後にM氏にその話をすると、「うん、情次さんはいつもそうだよ。ジンさんは力ないけどね、子犬だから(笑)。」と言っていた。ちなみに、明さんはバスドラ( のペダル )を踏みながら左でスネアを叩き、スティックを持った右手でするが、スティックを胸にはつけていないことに気づいた。

■

  全体的に、曲のテンポが遅め( というか、CDと同じくらいの速さかな )。いつもはもっともっと飛ばす明さんが、かなり抑え気味に叩いていた感じがする。
  時折、ジンさんと目が合うと、嬉しそうにニッコリと笑う。まるで子供のように無垢な笑顔だ。とても楽しそう。

■

  ギターソロの合間に、男性の声で「情次〜。」と歓声が上がる。情次さんは男性からも人気があるらしい(笑)。
  「三つの扉」は、今日もサラリーマン編( フォークソング調 )。順番からいって明さんの板前編だと思っていたのになぁ…。

  「退化」から「最後のアイドル」まで一気に。リズムの速い曲ばかりなのでステージもフロアもテンションが上がり、ドラムも激しさを増す。
  「犬神天国」の掛け合いではフロアの掛け声が大きく、高笑いを交えながら「もっとせまってきて〜」と、凶子さんの機嫌がいい。
  「最後のアイドル」のギターソロの後の「( ♪ )I.N.U.G.A.M.I.」を、明さんが叫んでいた。

  アンコール、ほんの1分程度で、凶子さん登場。「子犬ちゃん」と呼ばれ、登場したジンさんは「提案したの、誰だー(笑)。」とすごみながら笑う。「アッキー」と呼ばれた明さんが登場すると、フロアから「参道の通り魔 漆」の時の下ネタで呼ばれる。ドラムの前に座るや否や「下ネタはやめようぜ(笑)。」、犬神サーカス団唯一の王子・情次さんが胸のチャックを開けて登場すると、「下ネタはやめようって言ったじゃないか(笑)。」と言うが、元は自分で言ったんじゃ…(笑)。

  「人生は一度きり!だから一生歌い続けます!」という恒例になった前置きから「命みぢかし恋せよ人類!」が始まる。曲の途中でいつものスティック舐め。確か今日はこれ1回だけ( だったと思う )。
  曲の後半、凶子さんが床に倒れ込んで歌っているようだ。明さんがドラムを叩きながら、心配そうに何度もドラムの前に身を乗り出して姿を確認していた。

  最後のジャンプが終わり、最前列の子たちに触って、退場。ライヴ終了後も「廃墟の街( ピアノバージョン )」が静かに流れていた。

2004.05.05〜22
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