セットリスト
( 20:20 )
- 大地に死す
- 花嫁
MC
- 命みぢかし恋せよ人類!
- 赤猫
MC
- 黄泉の国
- 洗脳
- 早死にするのはスターの運命
MC
- 青蛾の群
- 鬱病の道化師
- 犬神天国 〜 ロックンロール・ファイヤー
- 白痴
( 凶子さん、退場 )
明さんMC
- ドラムソロ 〜 ? 〜 悪魔は俺だ!
- 鎮魂歌〜レクイエム〜
- アンコール -
- 地獄の子守唄
- 最後のアイドル
( 21:45 )
出演
1. QP-CRAZY
2. 犬神サーカス団
赤猫 / 犬神サーカス団
<収録曲>
1. 赤猫
2. 鬱病の道化師
3. 血の贖い
4. 寄生蟲
5. けもの道
暗黒残酷劇場 / 犬神サーカス団
<収録曲>
1. 逆行による改善の試み
2. 血まみれ内臓ロックンロール
3. 皆殺しのララバイ
4. 瓶づめの胎児
5. 進化による退廃のススメ
6. 瘡の妙薬
7. 肉体の位置
8. 大地に死す
9. この世の終わり
10. 女囚のブルース
11. 悪魔は俺だ!
12. 赤い蛇
13. 陽炎
地獄の子守唄 / 犬神サーカス団
<収録曲>
1. 見世物小屋口上
2. あんたは豚だ
3. 廃墟の街
4. 常世の蟲
5. 青蛾の群
6. 基準停止装置
7. 夜が終わっちまう前に…
8. 黒髪
9. 白痴
10. 基準停止線の綱目
11. 鬼火
12. 灯蛾
13. 路上
14. 地獄の子守唄
|
羽田空港から直接FABへ。中へ入ると「犬神サーカス団目当てのお客さん」が多い様子。ライヴ前のざわめきがナミキより静かで心地いい。

チケットには3バンドほど出演するように印刷されているが、どうやら2マンになったようで、開演時間を35分も押して、QP-CRAZY登場。ボーカルの人、すごい。赤い長い髪を立てて、白塗りに濃いアイメイク。こういう人久しぶりに見た。
自称「奇形パンクバンド」ということで、音はもろパンク。こういう音は久しぶりに聴いた。ライヴ時間は約20分ほど( 4、5曲 )。他のメンバー全て退場した後、一人残ったベースの人が「今やっと目が覚めた(笑)。」と話し始める。事務所の社長がプロレスに参加するらしく、プロレスラーの人を紹介。ひとしきり宣伝した後「で、俺はどうしたらいいんだ?あ、ベースかたしてひっこめばいいのか(笑)。じゃぁ、みなさんお待ちかねの犬神サーカス団です。」という言葉を残し退場。演っている音と正反対な物静かで面白い人だった。

ステージには赤い幟が2本立てられる。20時20分、ドライアイスのスモークが流れる中、メンバー登場。メンバーの衣装は8日と同じ。オープニングはアルバム『暗黒残酷劇場』から「大地に死す」。この曲はリズムが独特で、またサビラストの「唄えベゲタリスタ」がとても印象に残る曲。
今日も2曲目は「花嫁」。2日続けて生で「花嫁」。本日1度目の絶句。ナミキではヘドバンしていてほとんどステージを見てなかったので、今日はじっくり聴くことにする。「花嫁」が聴けるだけでも満足なのに、こんなに近くでパフォーマンスが見られて( 曲忘れたけれど、リムショットも見えた )、FABは音もいいし、フロアの雰囲気もいいし、僕は幸せ。2週間前と同じハコとは思えない、あの時とはまた違った僕の好きな雰囲気。
2曲目か3曲目で、傾いた左側のクラッシュ・シンバルを直すためにスタッフがステージに。もともと緩めだったのか、力強すぎたのか、タムタムも調節し直していた( 演奏中に )。
「こんばんは、犬神サーカス団です。しつこくても言うわ。あたしたちメジャーデビューしたの。」というお約束のMCから「命みぢかし恋せよ人類!」へ。その後「赤猫」のイントロが聞こえた瞬間に本日2度目の絶句。「あ、あ、赤猫だ。」。
「昨日、広島に行ってたのよ。なにかあるかしら?じゃぁ、ジン兄さん。」といきなりジン兄を指名。ジン兄は「いきなりくるとは思わなかった(笑)。」と笑う。メンバーそれぞれ広島でのエピソードを語る。明さんは早起きして原爆ドームを見に行ったらしい。修学旅行生が多くて角の生えた自分が目立ったというあたりに、情次兄が「絶対嘘だ。」とつっこむ。情次兄は凶子さんにも「話すことちゃんと考えて来いよ。」と指摘したり、と思っていたよりキャラがちょっと怖い(笑)。この辺が「王子」たる所以?(違)。
犬神を知らない人に「テレビに出てた人たちですよね?CM見ました。」と話しかけられたという話も披露。そのCM見たことないな。凶子さんのメイクを真似た人が出ているらしい。
「黄泉の国」から「早死にするのはスターの運命」まで最近の曲を演った後、再びMC。
「今日は”殺害ライヴ 冬の陣”って感じかしら。QP-CRAZYさんとは昔よく演ってて、犬神も『殺害系』ですか?って聞かれて「え?そうなの?」と思ったけど、「そうそう」って答えていたわ。」と凶子さんが昔の話を始める。そして「ヘブンズドア( 三軒茶屋にあるライヴハウスだと思う )でよく演っていた曲を…。青蛾の群。」
え、えええええ?せ、せ、青蛾の群ぇぇぇ。本日3度目の絶句。軽い眩暈がして立っていられない。いいのかなぁ、この贅沢な展開。
それにしても、「殺害」の流れでこの曲とは。さっきボーカルの人がとても怖かったけれど、ステージから花火の火の粉が飛んできて怖かったけれど、釘が無数に突き刺さったバットも怖かったけれど、そのうち何か飛んでくるんじゃないかって怖かったけれど、あ、ありがとう、QPさん(違)。
アルバム『地獄の子守唄』に収録されている短調でスローテンポのこの曲は、「路上」と並んでとても気に入っている1曲。ツアーではないのでセットリストが予測できず、まだ3本目なので何が定番で何が珍しいのか分からず、でも好きな曲なのでとても嬉しい。セットリストっていろいろバリエーションがあるのかな。
「犬神天国」では、さすがにFABというか、掛け合いもいい感じ。「ロックンロール・ファイヤー」もほとんど歌詞を飛ばすことなく歌う。ジン兄はフロア最前にベースヘッドを突き出し、フロアを煽る。
アルバムよりずっとテンポの速いアレンジのライヴ版「白痴」を歌い( 絶叫し )終え、凶子さんが退場。が、楽器隊3人は残ったまま。……も、もしかして…と思ったところで、明さんのMC。「俺がスキーマニアだって知ってるよな。」( え? ) そう言って「スキー」のつく人名を列挙する。( ああ、そういう意味か・笑 )
MCの後、ドラムソロ。うわ〜。今日はドラムソロ演るんだ!本日4度目の絶句。時間はわずかだったけれど、ドラムソロが聴けて嬉しい。ドラムソロの後、歌い始める明さん。うわ。歌ってる。何だろう、この曲。誰かのカバー( だと思う )。そしてDVDで見た「悪いのは誰だ !?」「明〜 !!」という掛け合いの後、「悪魔は俺だ!」へ。本日5度目の絶句。アルバムより普通の声で歌っていた( ^-^ )。
CDで「悪魔は俺だ!」を聴く時は、サビを「( ♪ )わるいのはぁだぁれだぁ〜あきら!」と勝手に歌っていたが、やはりライヴでもそうだった(笑)。しかもその部分だけドラムを止めて。最後に思いっきり「表参道、ありがとう!」と叫ぶ。「悪いのはあんただ。」と言われ礼を言う人はきっと明さんだけだろう(笑)。
再び、凶子さん登場。「最後の曲です。」と告げ「鎮魂歌〜レクイエム〜」へ。情次兄はギターを変える。ナミキの時よりも荘厳な雰囲気で、胸に熱い想いがこみ上げる。この曲がなかったら僕は今頃どうなっていたんだろう。
アンコールの声に応えて早々にメンバー登場。ジン兄が思いっきり上手( かみて )から走ってくる。「ずうずうしいけど、アンコール考えてきたの。」とお茶目なMCとは裏腹にアンコール1曲目は「地獄の子守唄」。本日6度目の絶句。わりと初期に聴いた( 「鎮魂歌〜レクイエム〜」のDVDにライヴ版が収録されている )曲で、かなり歌詞が独特( 僕はとても好きだけれど )。最後に「鼻から溶け出した脳味噌がかんでも止まらない」くらい「放尿した電柱を舐めほす」くらい「あなたを愛しています」という語り( 著作権の関係でそのまま書けない )が入る。
「みんな一緒に踊ってね。」から「最後のアイドル」へ。アイドルっぽい振り付けで歌っていた過去2回に比べると、凶子さんはヘドバンしたりしてかなりハードなパフォーマンス。
昨日同様、明さんがフロアタムの上にスティックを置いて、ステージ前へ出てくる。必ずスティックは置いてくるみたいだなぁ。ワンマンの時にM氏が「スティックを渡していたのを見た」というのは多分気のせいだろう。
最後にメンバー全員手をつなぎジャンプ。今日も凶子さんが明さんに引きずられる。これってお決まりのパターンなのかな(笑)。ステージに座り込んだジン兄を情次兄( 明さん? )が子犬を引きずるように首を掴んで、退場。
客電がついたフロアに「廃墟の街」のピアノバージョンがいつまでも静かに流れていた。

まるでワンマンのような内容、フロアのいい雰囲気、「花嫁」「赤猫」「青蛾の群」「ドラムソロ」「悪魔は俺だ!」「地獄の子守唄」…興行初心者の僕にはたまらない内容。すごく良かったことは覚えているが「だ、誰か今日のライヴ録ってたら貸してください(違)。」くらい詳細は覚えていないほど、ぼんやりとした記憶。でもライヴ後に幸せな気持ちがいつまでも続くいいライヴだった。今夜もどうもありがとう。

今のところ、「絶叫+ヘドバン( 「白痴」 )」系と「自虐( ワンマンの組曲 )」系と、「静かな狂気の愛( 「赤猫」や「青蛾の群」 )」系と、「普通のロック( 「怪談! 首つりの森」や「爆走All Night Long」 )」系、「キャッチーでポップ( 「洗脳」や「命みぢかし恋せよ人類!」 )」系の曲を聴いた。またアルバムではアコギやピアノメインの曲のバンド形式、またはその逆( NACK5ネット配信ライヴ )。かなり新旧取り混ぜて、いろんな表現方法を見た気がする。人に「犬神サーカス団ってどんなバンド?」と聞かれて一括りで説明できないのはこういうところにも現れている。細かく説明するのは大変だから「見た目は白塗りで( 普通の人は )ちょっとひくけど、すごくかっこいいロックバンドだよ。」と説明することにしている( 説明になっていない )。
2003.12.10〜14
|
犬神サーカス団の音源をチェック!
|