ROCK!!! 〜犬神サーカス団〜LIVE REPORT > 2003.12.08

2003.12.08   @広島・ナミキジャンクション
犬神サーカス団 - マジ!ROCK!

セットリスト
    ( 20:00 )
  1. 怪談! 首つりの森
  2. 花嫁

    MC

  3. 命みぢかし恋せよ人類!
  4. 黄泉の国
  5. 洗脳
  6. 早死にするのはスターの運命
  7. 鎮魂歌〜レクイエム〜

    MC

  8. 犬神天国 〜 ロックンロール・ファイヤー
  9. 白痴
  10. 最後のアイドル
    ( 20:40 )

出演
  1. エガンセ
  2. 犬神サーカス団
  3. THE イナズマ戦隊



怪談 首つりの森 / 犬神サーカス団

<収録曲>
1. 無限の海の阿鼻叫喚
2. 怪談!首つりの森
3. 花嫁
4. お金を払って!
5. 真夏の夢
6. くだらない話
7. 黒い血
8. 地獄へ堕ちろ!!
9. 私もう駄目かもしれない
10. 爆走All Night Long
11. お人形
12. 涅槃に咲く白い花


神の犬 / 犬神サーカス団

<収録曲>
1. 啓示
2. ロックンロール・ファイヤー
3. 儀式
4. 奇跡
5. 決死隊 其の壱
6. 黄泉の国
7. 口寄せ
8. 洗脳
9. 早死にするのはスターの運命
10. 魔女狩り
11. 屈辱の悲哀歌
12. 決死隊 其の弐
13. 理想郷
14. 臨時ニュース
15. 鎮魂歌〜レクイエム〜
16. ロックは死なず

「神の犬」 詳細と試聴
  ハコがナミキ、3マンで前売り2,000円( バンド単価約666円。これはあんまり関係ないけれど。「666」は好きな数字 )、なにより犬神サーカス団の興行。
  略して「ナミキで666円で犬神」。このライヴを黙って見過ごせるわけがない。イベントタイトル同様「マジ!犬神!」な勢い。後からやってくるであろう反動はこの際考えない。

  広島駅に降り立つと、「ああ、広島に来たんだなぁ。」と実感がわく。今回は観光なし、友人にも会わず、ライヴのためだけの広島。次の日のFABを諦めるわけにはいかず、車での移動を断念せざるを得なかった日程。1年に1回くらいこういう無茶もいいだろう。自宅から1000キロ離れた場所までライヴを観に行きたいと思うほど僕を元気にしてくれたバンドのライヴなのだから。

  ポインセチアの植え込みとビルを飾る電飾が、クリスマス間近を知らせる。

■

  今日の対バンは、ネットでちらっと見た限り犬神と全然違うっぽい。名前も聞いたことないが、ビジュアルからだいたい音は想像できる( 想像通りだった )。

  相変わらずナミキは小さい。ライヴ前からワクワクする。ミキサーブースが4年半前より後ろ( 入り口寄り )に設置されて、フロアが広くなっているような気がする。ステージが低いので、ステージ全体を見たい時は、後ろの方で見るのがいいと思う。

  エガンセが終わり客電がつき、スタッフが機材の用意をする。バスドラに「犬神サーカス団」のロゴがないのでドラムはナミキのものだろう。バスドラとタムタムはそのままで、シンバルの個数と位置が変えられる( スネアも変えたのかな。9日のFABではスネアもイスも変えていた )。
  ドリンクカウンターから戻ってふとステージを見ると、ドラムの前の暗がりに角の生えた人物が座っている。…うわ、明さん?( というか、明さん以外あり得ない )。ドラムの調整を終え、いったん退場。

■

  20時。おそらくほぼ定刻にメンバー登場。凶子さんは白地に花柄模様の浴衣っぽい着物+赤い鼻緒の黒い下駄、他のメンバーは左袖に「犬」の刺繍が入った赤い学ラン。左腕に黒地に赤文字「犬神」の腕章。情次兄は黒いギター( レスポール? )を抱えている。オープニングは「怪談! 首つりの森」。ジン兄はすでに横ヘドバン状態。

  そして「花嫁」へ。イントロ3秒後くらいに気づく。「花嫁だよ! 花嫁だよ !! 花嫁だよ !!! ナミキで犬神で『花嫁』だよ!!!
  この曲はアルバムで初めて聴いた時から絶対ライヴで聴きたいと思っていた、かなりライヴ向けの楽曲。こんなに早くしかもナミキで実現するなんて。きっとライヴ定番なのだろうが、僕にとっては夢のようだ。

  「こんばんは、犬神サーカス団です。この前メジャーデビューしたの。おかしいでしょ。あははははっ(笑)。」というMCから「命みぢかし恋せよ人類!」へ。

  アルバム『神の犬』からの先行DVDを3曲とも披露。
  「黄泉の国」は、あまりアルバムと変わらない。明さんのラップもジン兄と情次兄のコーラスも同じような感じ。
  「洗脳」の後半はドラムリズムがかっこいい。これだけ違う曲に聴こえるのは( あの頃とは違う )僕の贔屓目のせいなのか、生だからなのか、本当にかっこいいのか、よく分からないけれど。凶子さんは少女のような声でかわいい歌い方だ。
  そして「鎮魂歌〜レクイエム」。アレンジはもちろんライヴバージョン。あ、そうか。これライヴではコード進行を変えているだけだと思っていたけれど、ピアノじゃなくてギターで演ってたんだ( 気付くのが遅い・笑 )。後半のドラムリズムの1フレーズがオンエアウェスト( DVD )の時とは変わっている、ような気がするのは生で聴いているせいだろうか。とにかくオンエアの時よりかっこいい。

■

  前半はフロアの反応をものともせず、堂々とマイクの前に立つ凶子さんは、FABで見たワンマンの時よりもカリスマ性を感じさせる。今日は特に「動」と「静」のギャップが大きく、それがいっそう「静」を際立たせる。凶子さんの周りだけが静寂の暗闇に包まれているような感じ。
  情次兄の手元がよく見える。前半ですでに汗がしたたり落ちている。ソロの部分ではフレーズを口ずさみながらだったらしい( M氏談 )。
  ジン兄は、全体的に横ヘドバン状態でベースを弾いていた。「洗脳」の時に情次兄と二人してジャンプしていたような気が。

■

  「後半行くわよ。」というMCから始まった「犬神天国」では、一発目の掛け合いの声がほとんどなく、「あははははははっ!」と凶子さんは素で大笑い。思わずつられて笑ってしまった。仕方ないか、ワンマンじゃないし…。
  そのせいかどうか分からないが、「ロックンロール・ファイヤー」では、サビ以外歌詞飛びまくり…。ん?

  「白痴」の前あたりで、凶子さんが下駄を脱ぎ捨て素足になる。絶叫、そしてヘドバン。この曲は苦手な曲だけれど、凶子さんのパフォーマンスは見応えがある。

  オーラスの「最後のアイドル」では、歌が始まって2フレーズ目くらいで、汗で滑ったのかスティックがスネア右側へ飛ぶ。が、下へ落ちる前に拾い上げ続行。こういう時は内心ドキドキなんだろうか。それとも、もうかなり踏んだであろう場数でなんてことはないのだろうか。

  情次兄はピックを1枚投げて、明さんはスティックをフロアタムの上に置いて( ライヴ中の激しいバチさばきからは想像できないくらい静かに )、最前中央の子の手に軽くタッチをして退場。ドラムが自前じゃないせいか、全体的に抑え目なパフォーマンスだったかな。

  ライヴ時間は約40分と短かったが、「花嫁」と「鎮魂歌〜レクイエム」が聴けて、スピーカー前の爆音で、頭の中が変。

■

  ナミキはいつも僕に素敵な時間と思い出をくれる。機会があればまた…。今夜も犬神サーカス団とナミキに感謝。どうもありがとう。

2003.12.08〜11
2003.12.13
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